Googleスプレッドシートで読書貯金通帳【ISBNから自動入力】

教員向け記事

こんにちは。福田泰裕です。

一時期話題になった「読書貯金通帳」を、Googleスプレッドシートで作成しました。

この記事では、Googleスプレッドシートで作成した「読書貯金通帳」の配布と、簡単な説明を行います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです!

目次

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読書貯金通帳とは

「読書貯金通帳」というものをご存じでしょうか?

「読書貯金通帳」とは、子どもたちの読書を促すために、ある図書館で行われた取り組みです。

通常の図書館では、本を借りて、読んで、返却しても、何も残りません。
しかし、この「読書貯金通帳」は読んだ本のタイトルや著者だけでなく、なんと本の価格も表示されるのです!

つまり……

今まで借りた本をもし購入していたら、いくらになっていたのかな?

という事が分かるのです。
これによって子どもたちの読書を促そうというもので、効果はとても大きかったようです。

Googleスプレッドシートで読書貯金通帳を作ってみた

そんな「読書貯金通帳」は一時期ニュースなどで取り上げられ話題となりましたが、全国の図書館で展開されているほどメジャーなものにはなりませんでした。

しかし、その発想の面白さ効果の大きさをもっと手軽に実感できるように、Googleスプレッドシートで読書貯金通帳を作成しました!

このようにISBNを入力すれば、

  • タイトル
  • 出版社
  • 著者
  • 本の価格

を自動で表示し、価格の合計も表示されるというものです。

Googleスプレッドシート読書貯金通帳の配布と使い方

🌟「読書貯金通帳」の配布

Googleスプレッドシートで作成した「読書貯金通帳」は、下のリンクから利用してください👇

読書貯金通帳
シート1 あなたの読書貯金額は,円です。 ISBN,タイトル,出版社,著者,価格 1,9784785314125 2,,,, 3,,,, 4,,,, 5,,,, 6,,,, 7,,,, 8,,,, 9,,,, 10,,,, 11,,,, 12,,,, 13,,,, 14,,,, 15,,,, 16,,,, 17,,,...

Googleスプレッドシートなので、左上の「ファイル」から「コピーを作成」をクリックし、自分のGoogleドライブにコピーを作成することで編集できるようになります👇

Googleスプレッドシート読書貯金通帳の使い方

Googleスプレッドシートで作成した読書貯金通帳の使い方は、とても簡単です。

B列に、読んだ本のISBN(13桁)をハイフンなしで入力します👇

これにより、

  • タイトル
  • 出版社
  • 著者
  • 価格

が自動で表示されます。

使い方は、たったこれだけです。

Googleスプレッドシート読書貯金通帳の仕組み

このGoogleスプレッドシート読書貯金通帳は、高島利行さんが作成されnoteで公開されている記事を参考にして作成しました。
下に、noteのリンクを貼っておきます👇

GoogleスプレッドシートでISBNから書籍のタイトル・出版社名・著者名・発売日・本体価格・判型・表紙画像・バーコード(上段のみ)を表示するための関数とURL(追記あり)|高島利行
【2023/6/26追記】こちらの関数の提供に関わる重大な報告がございます。以下のnoteをご一読ください。正直、どうしたものか悩んでおります。 Twitterでこんな投稿を見かけました。 先日版元ドットコムさんから書影をいただけるという話をきいたので、googleのスプレッドシート上で画像が取得出来る関数を。...

仕組みとしては、ISBNからスプレッドシートの関数を使って、高島さんが管理されている「ほんのいんふぉ」(https://honno.info/?)にあるデータベースを参照し、出版社や著者、価格などを表示しているようです。

素晴らしい取り組みですね…

まとめ:読書貯金通帳は読書の促進につながる

いかがだったでしょうか。

「子どもたちが本を読まない」と言われ続け、かなりの年月が経ってしまいました。

私がニュースで図書館の読書貯金通帳の取り組みを知ったとき、「もし私が子どもだったら、絶対に楽しい!」と思いました。
(大人となった今でも、なかなか楽しいです。)

「自分が図書館で借りた本を、もし購入していたら何円になるんだろう…?」
「自分がこれまでに読んできた本は、合計何円分なんだろう…?」
など、考え方は様々です。

Googleスプレッドシートで作成しているので、Googleアカウントさえあれば誰でも手軽に利用できます。
さらにGoogle Classroomなどを使ってクラスや学校の生徒に配布すれば、クラスや学校単位で読書を促進することができるかもしれません。

また、個人としても読書の量が金額で分かるというのは楽しいものです。
これによって、読書をする楽しさが1つ増えるかもしれません。

使い方を工夫して、読書する習慣を身につけていきましょう!

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