【『情報Ⅰ』解説動画】1-(1)情報社会と情報

情報Ⅰ

こんにちは。福田泰裕です。

この記事では、高等学校で履修する『情報Ⅰ』第1章「情報社会の問題解決」より、「(1) 情報社会と情報」について解説していきます。

最後まで読んでいただけると、嬉しいです!

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『情報Ⅰ』解説動画 (Youtube)

この記事の内容は、私がYoutubeに公開している『情報Ⅰ授業動画①-(1)』を文字起こししたものです。

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【情報Ⅰ解説】1-(1)情報社会と情報

【情報Ⅰ解説動画1-(1)①】情報とは

まず、この教科の名前でもある『情報』という言葉を定義しておきましょう。

『情報』とは、人が判断をしたり、行動を起こしたりする際に必要なもの、意思決定を行う上で欠かせないものです。

つまり、情報がないと判断や行動ができないということです。

【情報Ⅰ解説動画1-(1)②】情報がないと、間違った判断をするかも…

例えば大学を選ぶとき、『偏差値だけ』を見て決めて良いのでしょうか?

入学後、「こんなはずじゃなかった…」と言うことになってしまうかもしれません。
ちゃんと調べれば、様々な情報が手に入る時代です。

きちんと調べて正しい情報を得て、判断をするようにしていきましょう。

【情報Ⅰ解説動画1-(1)③】情報ができるまで

情報ができるまでの流れです。

まず「晴れた」「雨が降った」などの『事象』『現象』があります。
これらを、数字や文字などの記号で表すことで『データ』となります。
次にこのデータを整理して、意味や価値を持たせることで『情報』となり、判断材料になります。
そして、これらの情報を分析することで『知識』となり、問題解決に役立つようになります。

更に、知識が蓄積され、自分自身や他者によって再利用されて、新たな知識や技術を生み出します。
知識があれば、最初は気付かなかったことが見えてくる…ということです。

【情報Ⅰ解説動画1-(1)④】情報の特性

それでは、情報の特性を見ていきましょう。

ここでは、①残存性②複製性③伝播性④情報の個別性⑤情報の目的性、この5つの特性を取り上げます。

【情報Ⅰ解説動画1-(1)⑤】情報の特性①:残存性

ものと情報を比較しながら、情報の特性を1つずつ見ていきましょう。

まず、残存性です。
ものは実体があるので、相手にあげると自分の手元から無くなってしまいます。
それに対して情報、例えば「黄色いコップがあるよ」という情報は、『相手に伝えても自分の元から消える』ということはありません。
自分の元にも「黄色いコップがある」という情報は残ります。

このように、相手に伝えても自分の手元に残ることを、残存性といいます。
しかし、本当に正しく伝わったかは分からないので、確認することが大切です。

【情報Ⅰ解説動画1-(1)⑥】情報の特性②:複製性

次は、複製性です。
物は実体があるので、複製するには時間と手間がかかります。
しかし情報は実体がないため、短時間で大量に複製できます。

【情報Ⅰ解説動画1-(1)⑦】情報の特性③:伝播性

次は、伝播性です。
これも、物は実体があるので、送り届けるには時間と手間がかかります。
さらに、相手が遠くにいれば遠くにいるほど、時間と手間がかかってしまいます。

それに対して情報は、瞬時に伝達できます。
電話やメールなどを使えば、遠く離れた相手でも、一瞬で伝達することが可能です。

【情報Ⅰ解説動画1-(1)⑧】情報の特性④:情報の個別性

次は、情報の個別性です。
例えば「明日は雨が降る」という情報があったとしましょう。
これに対して、「畑の作物が育って嬉しい」と感じる人がいる一方で、「野球の試合がなくなって悲しい」と感じる人もいます。
更には、「家にいるから天気なんてどうでもいい」と感じる人もいます。

このように、同じ情報でも受け取る人の目的や状況によって、価値や評価が異なることを、情報の個別性といいます。

【情報Ⅰ解説動画1-(1)⑨】情報の特性⑤:情報の目的性

最後に、情報の目的性です。
「この商品は安くてお得!」という情報があったとき、
発信者には、商品を買って欲しい、という強い目的が込められています。
受信者は、この「安くてお得」という情報を鵜呑みにせず、発信者の意図を理解したうえで、情報を正しく読み取ることが大切です。

このように、情報には何かしらの目的・意図が込められていることを、情報の目的性と言います。

【情報Ⅰ解説動画1-(1)⑩】新しい情報社会の到来

最後に、大昔から現代までの、私たちの生活の変化を見ていきましょう。

まず、大昔の狩猟社会
動植物を狩猟採取して生活する時代で、石斧や弓矢、言語などの狩猟技術が社会を支えました。

次に、農耕社会
肥沃な土地に定住し、穀物を栽培して生活する時代で、文字の発明、農機具、天文学などが社会を支えました。

そして18世紀半ば、第1次産業革命がイギリスで起こります。
蒸気機関の発明により、工業が機械化しました。
これによって訪れたのが、工業社会です。
大きな工場で産業機械を動かして、大量生産・大量輸送、大量消費する時代で、自然科学や印刷技術が社会を支えました。
この工業社会を更に大きく進めたのが、第2次産業革命です。
19世紀後半に起こり、電力や内燃機関を利用した大量生産・大量輸送の時代がやって来ました。

そして、20世紀半ばに第3次産業革命が起こり、コンピュータが発明され、情報技術を用いた高度な自動化が実現します。
それによって、情報社会がやって来ました。
情報社会とは、メディアが発達し、情報がお金と同等の価値をもつ時代のことです。
スマートフォンが普及したことで、私たちの生活様式は大きく変化しました。

そして現在、第4次産業革命に向かって世界は動いています。
今の世の中は、情報技術の発達によって、物凄く早いスピードで変化しています。
人工知能IoTなど、高度な情報技術によってサービスが大きく変化し、新しい情報社会がやってきました。

今、社会はサイバー空間と呼ばれる仮想空間と、フィジカル空間と呼ばれる現実空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する時代を目指しています。
このような時代を、Society5.0と言います。
私たちは現在、このような激しい変化をしている時代を生きているのです。

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情報Ⅰ解説動画の使い方

いかがだったでしょうか。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

質問やご意見、ご感想などがあればコメント欄にお願いします👇

コメント

  1. 木原 弘紀 より:

    北海道静内高等学校というところで、情報科の教員をしているものです。

    田舎でなかなか情報科教員と交流することも難しく、学習指導要領が変わり授業作りに苦慮しているところ、福田さんのユーチューブやブログを拝見しました。

    丁寧に整理されていて、非常に参考になるところばかりでした。

    今後も継続して拝見させて頂くとともに、大変恐縮ですが行き詰まることがありましたら相談のコメントも入れるかもしれません。。。

    よろしくお願いします。

  2. 福田 泰裕 福田 泰裕 より:

    はじめまして!
    ブログとYoutubeを見ていただき、ありがとうございます!

    私も試行錯誤しながら動画を作り授業を考えているので、正直不安でいっぱいです

    お役に立てれば嬉しいので、今後ともよろしくお願いします!

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